ロレックススポーツの長い歴史の中で欠かすことのできないモデル、エクスプローラー1。世界中にコレクターがいる所謂ロレックスの定番モデル。その中でも、このRef.6610は初めて両方向巻き上げのローターを採用したCal.1030を搭載し、巻き上げ効率や信頼性をさらにアップさせました。
文字盤は50年代後半特有のニス系のダイヤルにラジウムの夜光、外周にサークルがあるミニッツサークルダイヤル、そして針はゴールドと特別感ある個体です。リューズも王冠マーク下に+マークの当時のオリジナル。非常にオリジナリティーの高い個体となっております。
ダイヤルは、夜光の欠け等なくオリジナルラジウムです。針一式もオリジナルでゴールドハンドのラジウムでこちらもオリジナルです。そしてムーブメントはバタフラローターの両方向巻き上げのCal.1030で、ロービートで日差+2秒と恐るべし精度です。ブレスはFF80 / 7206スイスリベット。
エクスプローラーは僕も非常に好きで、1016や14270があれど、やはりMMの6610や5504も欲しくなります。年代とリファレンスが変われば、エクスプローラーを複数所有するのもアリだと思います。
今後益々この様なオリジナリティーが高くコンディションの良い個体は見つからなくなると思われます。是非、このチャンスをお見逃しなく。