Wネーム好きとしては押さえておきたい1本がこのドミノピザ。ロレックスは、古くから販売店や企業名をダイヤルに入れたダブルネームを制作している訳ですが、探し出すとどれも胡散臭くて値段が高いという真贋の壁にぶち当たります。
今回のエアキングref.5500は、ドミノピザの創業者でオーナーだったトム・モナハンが週に20,000ドル以上売り上げる店の店長に贈答用に作ったものと言われています。なので、必ず裏蓋に刻印が2列あります。ref.5500に関して言えば、文字盤6時位置の垂直にレイアウトされたドミノピザのロゴマークと裏蓋のT・S・M(下段・オーナーのイニシャル)の刻印がマストです。上段は贈った店長のイニシャルだと思われます。
ref.14000になると6時位置のロゴは斜めになり少し小さくなります。その後は文字盤のロゴがなくなり6時側のブレスにバッジが打ち込まれています。
この個体に関しては、ほぼ使用の痕跡がない為、大切に保管されていた物が市場に出たものと推測されます。
これらの簡単なくだりは、HODINKEE にも紹介されていますので、一読されると面白いかも。
https://www.hodinkee.com/articles/vintage-watches-oct-20-2021
今後普遍の価値を持つ極上のアルビンテージの販売にも力を入れております。ご期待ください。