ロレックス・スポーツのハイエンドと言えばデイトナですが、その中でも金無垢やプラチナのケースとなるとラグジュアリー感がグッと増します。
とは言え、一歩間違うとそのラグジュアリー感が下品に見えたりと、ケースの素材と文字盤のカラー選びは重要なわけです。
今回入荷のモデルは、Ref.16518の後継となるRef.116518。金無垢(18KYG)のブレスが付いたモデルはリファレンスの下二桁が28となり18となるとレザーストラップの仕様となる事を意味します。金無垢のモデルは多種多様な文字盤が用意されていたり、ストラップの仕様も様々で、それらを分類する為にリファレンス自体で識別できる様になっています。これはユーズドを購入する際に非常に参考になりますので、また機会があれば解説します。
で、今回は個人的にかなり好きなブラックダイヤルにインダイヤルがゴールド(シャンパン)のタイプ。金無垢のブラックダイヤルといえば手巻きデイトナの時代から黒に金目玉が一番カッコイイ。そしてミニッツサークル(秒刻み)が赤巻き、と案外無い組み合わせ。
僕なんかは、現代版「赤巻きポールニューマン」のイメージです。
こちらはイタリアで販売されたもので、ギャランティーカードやグリーンタグ、元箱等も全て揃った完品となります。
つい先日、日本ロレックスでオーバーホールも行って頂きました。消耗品以外の交換部品無しの磨きなしで快く引き受けてくださいました。その際の明細と保証カード(2022年8月)も付属します。
異常なまでのデイトナ人気でステンレスモデルの新品の価格がプレ値で600万とかしている訳ですが、今回ご紹介させて頂いたデイトナなんかを買っておくのが賢い買い方なのでは、、、と個人的に思います。
圧倒的に数が少なく人気の文字盤であれば、この様な時期だからこそ手に入れるべき1本ですね。
そんなわけで、控えめラグジュアリーな大人の1本のご紹介でした。気になった方は是非!
ENZO / NAKAI