今後、コレクターズアイテムになるであろう(もうなってるか、、、)デイトナ2本が入荷。
最近、希少なデイトナの入荷が結構あるので、データをとるのにも最適で、しかも比べられるので、これはもう一石二鳥で楽しく仕事してます。
で、本題のデイトナ116520K番アイボリーからご紹介します。
白くつるんとした感じの綺麗で薄っすらとアイボリーにエイジングした文字盤。最初のP番とK番に存在します。(一部F番辺りにも・・・という話もありますが、PとKと思った方が良いでしょう)
116520のアイボリーに関しましては、早いうちからかなりの本数を扱って来ましたが、EX2の16550のアイボリーの様に明らかにエイジングしている個体はほぼありません。今後、もう少しエイジングしていくとは思いますが、通常のホワイトダイヤルと比べるとアイボリー色になっている・・・という感じでご理解ください。ただし、光の加減や見る角度によってはかなりアイボリー色が濃く見えたりもしますので、満足感はあります。
フルセットです。ギャラは110番なのでフランスのものです。使用感も殆どなく、気持ちよくコレクション並びにご使用頂けると思います。
続いて、デイトナ16520のA番、黒文字盤のご紹介。
16520は最終P番ですが、その一つ手前のA番です。AとPに関しましては、文字盤の仕様や時計自体の仕様も同じ為、そんなに拘らなくて良いと思います。その前のU番は文字盤の仕様が異なりますので、AやPとは別物です。
という事は、A番の手が届く価格の物で状態が良くて付属品がしっかりしているものを今のうちに手に入れる事をお勧めします。P番になるとPというだけで、かなり値段が上乗せされてしまう為、ちょっと損した気分にもなりかねません(あくまでも僕個人の意見です)。なぜなら、PとAは仕様が同じだから。
こちらも抜群のコンディションで、使用感はほぼ無いです。16520はやはり黒文字盤がカッコいいですね、ダントツに。ケースラグのヘアライン仕上げとベゼルのポリッシュ仕上げ、そして文字盤が黒というシックで男らしい仕様が皆さん、いや世界中に指示されている理由かと思われます。
欲を言えば、この2本を未来のために持ちたいものですね。
同じデイトナでもこれほど特徴的で異なる2本を楽しめるのは、今のうちだけかも。
それでは。
ENZO / NAKAI