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プロダイバーの為の機能を備えた時計が1950年代にサブマリーナという名前で誕生し、それが時を経て今でもロレックス社で進化を遂げながら生産されています。既に60年以上経っています。
進化の過程で、サブマリーナは色んなモデルが存在します(他のモデルも同様ですが)。
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1977年にこの「マキシダイヤル」と呼ばれる夜光マーカー(ドッド)が大きい文字盤が登場します。(その前に「Pre-COMEXダイヤル」もありますがまた次回)
文字盤6時側の潜水表記の下に”SUBMARINER”の文字があり、ケースのシリアルがほぼ”5”から始まるものにインサートされています。なので、殆どが77〜78年であることが容易に推測できます。言い換えると仮に1980年製の5513にマキシ・マーク1のダイヤルは入っていないということですね。
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マーク1というだけあって、マーク2、3、、、と続いていきます。
この夜光を大きくして深海に潜水中も時間を正確に見たいという機能がデザインされた例ですね。
それが、時を経て現在に至ると、今度は「レアポイント」としてのデザインが評価される面白い現象になります。
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こちらはライカのMシリーズのM2というモデル。M型はM3からスタートしM2に進化し、M4と続きます。
このむき出しフィルムカウンターも、M2とMPというモデルだけです。いずれも機能から派生したデザインですが、今となっては「レアポイント」としてのデザインとなる訳です。
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永遠の機能美、永遠のデザインって、こういう事なのかな?なんてちょっと感じたので、記事にしてみました。
それにしても、サブマリーナもライカMも、今も同じデザインと使用方法で、ずっと作り続けてるって凄い。
当時開発に携わった人たちに話を聞いてみたい、、、こうなるって分かってた?って。
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