普遍的でザイン。完成されたでザイン。そんな言葉が相応しいROLEXと茶道具。スイスとニッポン。
ロレックスを代表するデイトナと茶筅・茶杓、茶碗・掛け軸。いずれも今も変わる事なく愛され使われているという事実。素材も一緒、用途も、所作も、もちろんデザインも。素直にすごいと思う。
上のデイトナはリファレンスが6240、プロトタイプとも言われてますが、初めてネジ込み式のプッシャーが装着されたモデルでもあります。1965年頃から数年作られた6240は短命で姿を消します。
ステンレススチール製ケース・ブレスレット。クロノグラフムーブメント、滝メーター付きベゼル、そして防水機構を備えたねじ込み式リューズとプッシャー。現行のデイトナと同じ仕様・デザイン。
一方、現在の茶道も日本で脈々と続く総合芸術。僕は詳しくは無いのですが、茶碗・茶道具・掛け軸などは今日では美術品として扱われています。
機能とデザイン。ともに国も用途も異なりますが、それぞれの国が誇る素晴らしい美術品と言っても過言ではありません。
そんなことを考慮すると、これらのアイテムは今後も人々の心を魅了し続けることでしょう。そして、いつの時代も求められる美術品となるに違いありません。
ENZO Nakai