[STUDY ANDY]基本のおさらい-時計編2-

どこまでも奥深い、時計とカメラの世界。何かたったひとつのことだったとしても、それを知るか知らないかで楽しみレベルがぐんと変化するものです。

というわけでこのコーナーでは、私Andyが時計とカメラにまつわる事柄をご紹介。初めての方への入口に、ベテランさんはおさらいに。楽しく読んでいただければ幸いです。(ちなみに私は初心者です)

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第3回「ここでおさらい、基本のき –時計編2—」

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さて今回も、前回に引き続き時計の基本事項をお伝えしたいと思います。時計を購入した際まず最初に出てくるであろう疑問、「保管方法」。超基本のことですが、おさらいを致しましょう。

 

Q:「時計の置き方、保管の仕方って?」

A:日常的に使用している時計の一時的な保管は、リューズを下にして横向きに置くのがおすすめ。

時計は大多数の方が左手首につけるため、リューズを下向きにした時に精度が出るよう調整されています(左手首に時計を着けて、“気をつけ”の姿勢をするとリューズが下向きの状態になっているのです)。

そのため、保管の際も同じ向きにしておくのがベター。

※時計の向きや方向で精度が変わるのは、重力の影響(前回の「STUDY ANDY」で記載したことにも関係しますが、内部機構の働きが重力の影響で若干変化するため)です。

ただしレザーストラップ仕様の時計は、フェイスアップ(文字盤を上向きにすること)で置きます。

できることなら金属のブレスと同じくリューズを下にしたいのですが、ストラップ部分の厚みが無く不安定なため、無理せず安定感のある、文字盤上向きで。

なお、長期保管の場合は、購入時の箱や専用の時計ケースに入れるのがおすすめ。時計の裏の傷を防ぎながら安定して固定するクッション(“まくら”と言われたりします)や埃の侵入を防ぐ蓋があるなど、清潔に保管できて安心です。

ただしいずれの場合にも、注意したい点は「直射日光」「湿気」そして「磁気」。直射日光と湿気は、変色や部品への影響から。また、磁気はクオーツ時計・機械式時計ともに内部機構へ影響を与えて時計を狂わせてしまう恐れがあるため。例えばテレビやオーディオ、PC、電子レンジなどの近くに長期間保存することは避けましょう。

なお、長期保管する際に気になる、時計を止めておくこと。よく聞きますよね、「時計は動かしておかないとならない」というお話。でもこちらについては止めておいても特に弊害はなく、問題ありません。むしろ、多く動くことでの機械の磨耗や消耗等も微量ながら発生するという可能性も、実はあります。

ちょっとしたことが時計の健康を左右するかも!細かいことではありますが、是非ご確認を。

今後も時計やカメラのいろいろな事をお伝えしていく予定です。どうぞお楽しみに。STUDY ANDYでした。